組織関連情報の区分

組織関連情報には、企業情報、得意先情報、仕入先情報の3種類の情報区分があります。これらの情報は、おもに取引先に関する情報として定義されています。

企業情報(A1)

企業情報は、個別の品目や資源からは独立した企業としての経営的なさまざまなマスタ情報です。経営管理的な視点から必要となる基準値などがこれに該当します。また、経営組織が、生産に関する資源の階層や区分と異なる場合には、この企業情報の中で設定できます。

得意先情報(A2)

得意先情報には、複数の得意先情報をリストとして設定することができます。個々の得意先の詳細なプロフィールや、得意先一覧表などが該当します。得意先との間の過去の取引実績や、今後の需要予測につながる情報なども含まれます。

仕入先情報(A3)

仕入先情報は、複数の仕入先情報をリストとして表現したものです。仕入先情報には、カタログ情報や価格情報、仕入先の生産能力、カレンダー、保有する設備、過去の納入実績あるいは品質に関する履歴などが設定されます。