生産手順(Routing)

生産手順は、階層構造における上位のプロセスと下位のプロセスの間の関係を定義します。このオブジェクトは、上位のプロセスに対して個別に設定されます。下位のプロセスに対しては、手順要素を介して関係付けられます。

生産手順は、特定の生産品目を限定した場合の下位のプロセスを定義するためにも利用可能です。これにより、品目に対する負荷の見積もりが可能となります。

の場合、生産手順により、ある生産品目を生産するのに必要な資源と予定負荷のリストを得ることができます。ある品目を生産する方法が、複数の生産プロセスとして定義されている場合には、資源表は複数存在します。また、生産プロセスに対して、複数の生産手順が存在する場合には、手順要素がさらに複数となる場合があります。

生産手順は、以下のように他のオブジェクトと関係しています。

関係先オブジェクト 種別 説明
生産品目 1    
プロセス 1   上位
手順要素 * compo