PPS共通コンポーネント(サポート終了)
PPS共通コンポーネントは、(旧)NPO法人ものづくりAPS推進機構により、無償で再配布可能(営利目的を含む)なAPIライブラリ群です。現在は、サポートを終了しています。
PSLX2プラットフォーム対応ソフトウェアは、すべてPPS共通コンポーネントを用いて開発されています。
PSLX2プラットフォームについては、こちらをご覧ください。
PPS共通コンポーネントは、大きく「PPSドキュメントサービスコンポーネント」と「PPSメッセージングサービスコンポーネント」に分かれます。
PPSドキュメントサービスコンポーネント(サポート終了)
ドキュメントサービスコンポーネントは、PSLXメッセージ変換コンポーネントです。
XMLに関する専門知識がないプログラマーでも、PSLX対応のXMLメッセージが生成または解釈ができるようなクラスライブラリ集です。
ドキュメントサービスコンポーネントには次のような機能があります。
- 業務メッセージをXML形式で作成できます。
- 業務メッセージにオブジェクトを個別に追加できます。
- 照会や追加、修正、削除に関する条件を設定できます。
- 受信した業務メッセージを解釈し、返信メッセージを組み立てられます。
- トランザクション処理として、コミット、ロールバックなどができます。
ドキュメントサービスコンポーネントでは、次のライブラリが無償で利用できます。
ファイル名 | 内容 |
---|---|
Pps.Documents.dll | .NET Framework用のコンポーネント |
org.pslx.PpsDocuments.jar | Java用のコンポーネント |
PPSメッセージングサービスコンポーネント(サポート終了)
メッセージングサービスコンポーネントは、アプリケーションプログラム間で、任意のテキストを送受信するためのクラスが提供されています。メッセージの送受信は、メッセージキュー(MQ)を用いて行いますが、SOAPやHTTP(POST形式)による通信も可能です。
メッセージングサービスコンポーネントには、次のような機能があります。
- メッセージキューサーバを介したメッセージの送信、受信が可能です。
- クライアント処理、およびサーバ処理における双方向のメッセージ処理ができます。
- 同期処理と合わせて、受信側の非同期処理が可能です。
- 異なるベンダーのサーバをコンフォグファイルで切り替えられます。
- SOAPやHTTP(POST形式)などのプロトコルにも対応しています。
メッセージングサービスコンポーネントでは、次のライブラリが無償で利用できます。
ファイル名 | 内容 |
---|---|
Pps.Messaging.dll | .NET Framework用のコンポーネント |
Pps.Messaging.ActiveMQ.dll | .NET Framework用ActiveMQインタフェース |
Pps.Messaging.MSMQ.dll | .NET Framework用Microsoft MQインタフェース |
Pps.Messaging.WebSphereMQ.dll | .NET Framework用WegShereMQインタフェース |
Pps.Messaging.SoapService.dll | .NET Framework用SOAPインタフェース |
Pps.Messaging.HttpService.dll | .NET Framework用HTTP(POST)インタフェース |
org.pslx.PpsMessaging.jar | Java用のコンポーネント |
org.pslx.PpsMessaging.Web.jar | Java用のコンポーネント |
開発用サンプルソースコード(サポート終了)
共通コンポーネントを利用した製造現場のITカイゼン用ソフトウェアは、ソースコード付きのサンプルプログラムを手直しするだけで簡単に開発できます。
PSLX共通コンポーネント実装マニュアル(サポート終了)
PPS共通コンポーネントを使ったプログラム例については、PSLX共通コンポーネント実装マニュアルをご覧ください。