保守管理パッケージの概要

保守管理パッケージには、保守計画、設備管理、性能実績管理の3つの機能ブロックがあります。この業務機能パッケージは、生産に関連するあらゆる設備について、その能力を常に設計値どおりに維持できるように、状態のモニタリング、トラッキング、使用履歴管理、故障の事前予測、現象の解析、ユーティリティの管理、サプライ品の管理、定期点検、定期部品交換などを行います。

図 保守管理パッケージの内容

 

保守計画(305)

保守計画には、以下のようなアクティビティが存在します。

305-01 設備保守計画の設定 保守計画
設備の設計情報や過去の稼動履歴などから、あらかじめ設備の保守計画を設定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 設備保守の中長期的な計画 能力計画情報
参照 予定されている保守関係のオーダ情報 能力オーダ
参照 設備ごとの過去および将来の負荷情報 負荷情報
参照 設備ごとの保守検査基準情報 資源情報

 

305-02 設備保守のための作業指示の設定 保守計画
あらかじめ設定された保守計画にもとづき、設備や工具の保守のための作業指示を設定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 設備保守に関する作業指示情報 作業指示情報
参照 予定されている保守関係のオーダ情報 能力オーダ
参照 設備ごとの過去および将来の負荷情報 負荷情報
参照 設備ごとの保守検査基準情報 資源情報

 

305-03 保守のための能力オーダの設定 保守計画
計画された保守を実行するために生産スケジュールをその期間に設定しないように依頼する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 保守のために必要な設備非稼働時間帯 能力オーダ
参照 該当設備の生産作業の割り付け状況 作業指示情報
参照 設備ごとの過去および将来の負荷情報 負荷情報
参照 設備ごとの保守検査基準情報 資源情報

 

設備管理(307)

設備管理には、以下のようなアクティビティが存在します。

307-01 品質検査に関する基準情報の設定 設備管理
作業記録や実績タスクの内容をもとに、設備の保守管理の基準値や作業法を修正する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 設備ごとの保守内容に関する情報 資源情報
設定 設備保守の作業方法についての情報 作業情報
参照 生産作業の実施内容の情報 作業記録情報
参照 過去の実績タスクに関する保守情報 タスク情報

 

307-02 設備不良の場合の復旧作業の設定 設備管理
設備の状態を監視し、異常である場合に、正常な状態にもどすための作業指示を設定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 設備保守に関する作業指示情報 作業指示情報
参照 実際に生産した実績タスクやイベントの情報 タスク情報
参照 設備ごとの保守検査基準情報 資源情報

 

307-03 設備および保守部品調達のオーダ設定 設備管理
設備の調達あるいは保守用資材の調達とその管理を行う
関係 情報の内容 情報区分
設定 設備または副資材の発注内容 発注オーダ情報
設定 設備または副資材の受入れ結果 入荷記録情報
参照 要求される能力オーダ情報 能力オーダ情報
参照 設備は副資材の仕入先 仕入先情報

 

性能実績管理(309)

性能実績管理には、以下のようなアクティビティが存在します。

309-01 製造資源の稼働実績情報の設定 性能実績管理
実際に生産した実績タスクや故障などのイベントの情報を系統的に管理し、トレーサビリティや統計的処理のデータとして整備する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 実際に生産した実績タスクやイベントの情報 タスク情報
設定 生産作業の実施内容の情報 作業記録情報
参照 設備ごとの機能仕様や保守情報 資源情報