品質管理パッケージの概要

品質管理パッケージには、検査計画、品質管理、品質実績管理の3つの機能ブロックがあります。この業務機能パッケージは、製品の品質を常にあらかじめ設計された一定の値に保つために、最終製品のみならず、生産プロセスのあらゆる過程において品質チェックを行います。また、製品や工程の品質に関する情報を系統的に管理します。

図 品質管理パッケージの内容

 

検査計画(205)

検査計画には、以下のようなアクティビティが存在します。

205-01 品質検査のための計画を設定 検査計画
あらかじめ設定された品質基準にもとづき、製品や資材の品質検査のための計画を設定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 品質検査に関する作業指示情報 作業指示情報
参照 予定されている生産オーダ情報 生産オーダ
参照 予定されている能力オーダ情報 能力オーダ
参照 品目ごとの品質検査基準情報 品目情報

 

品質管理(208)

品質管理には、以下のようなアクティビティが存在します。

208-01 品質検査に関する基準情報の設定 品質管理
作業記録や実績ロットの検査結果をもとに、品質検査の基準値や作業法を修正する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 品目ごとの品質検査に関する情報 品目情報
設定 品質検査の作業方法についての情報 作業情報
参照 生産作業の実施内容の情報 作業記録情報
参照 生産した実績ロットに対する品質検査結果 ロット情報
参照 出荷検査の実績情報 出荷記録情報
参照 入荷検査の実績情報 入荷記録情報

 

208-02 品質異常の場合の作業指示を設定 品質管理
品質検査で不合格となったロットに対して、必要に応じてリワーク(修理)の作業指示を設定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 修理のための作業指示情報 作業指示情報
参照 品質検査に関する作業結果情報 作業記録情報
参照 対象ロットに関する情報 ロット情報
参照 品目に関するマスタ情報 品目情報
参照 品目の修理方法についての情報 作業情報

 

品質実績管理(209)

品質実績管理には、以下のようなアクティビティが存在します。

209-01 品質検査の実績情報の設定 品質実績管理
実際に生産した実績ロットの情報を系統的に管理し、トレーサビリティや統計的処理のデータとして整備する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 実際に生産した実績ロットの情報 ロット情報
設定 生産作業の実施内容の情報 作業記録情報
参照 品目ごとの品質仕様や検査特性 品目情報