需給調整パッケージの概要

需給調整パッケージには、需給調整計画、販売計画、購買計画の3つの機能ブロックが含まれます。この業務機能パッケージは、全体最適化を指向して、生産機能と販売機能との調整を行い、機能間の連携をはかります。これにより、需要と供給とのバランスをはかると同時に、企業の財務状況も考慮に入れながら、経営資源をいかに配分するかに関する意思決定も行います。

図 需給調整パッケージの内容

 

需給調整計画(103)

需給調整計画には、以下のようなアクティビティが存在します。

103-01 経営計画の見直し 需給調整計画
中長期的な生産計画情報や能力計画情報をもとに、経営計画を見直す。
関係 情報の内容 情報区分
設定 中長期的な経営計画内容 経営計画情報
参照 中長期的な生産計画の見通し 生産計画情報
参照 中長期的な能力計画の見通し 能力計画情報

 

103-02 生産計画情報の設定 需給調整計画
経営計画や得意先情報を考慮し、能力計画との間で調整をとりながら、生産計画を決定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 製品やファミリ単位の生産計画 生産計画情報
参照 作業区やエリア(工場)単位の能力計画 能力計画情報
参照 中長期的な経営計画 経営計画情報
参照 得意先の中長期的な需要の見通し 得意先情報

 

103-03 能力計画情報の設定 需給調整計画
経営計画や仕入先情報を考慮し、生産計画との間で調整をとりながら、能力計画を決定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 作業区やエリア(工場)単位の能力計画 能力計画情報
参照 製品やファミリ単位の生産計画 生産計画情報
参照 中長期的な経営計画 経営計画情報
参照 仕入先の中長期的な供給能力見通し 仕入先情報

 

販売計画(402)

販売計画には、以下のようなアクティビティが存在します。

402-01 販売計画情報の設定 販売計画
過去の販売実績や顧客情報をもとに需要予測を行い、販売計画として見込みの受注オーダ情報を設定する。
関係 情報の内容 情報区分
設定 製品やファミリにごとの販売計画情報 受注オーダ情報
参照 得意先の潜在的要求やイベント情報 得意先情報
参照 過去の販売記録情報 出荷記録情報
参照 経営の目標値 経営計画情報

 

購買計画(502)

購買計画には、以下のようなアクティビティが存在します。

502-01 購買計画の設定 購買計画
資材の安定供給や経営計画などを考慮して、購入計画を作成する。これは、仕入先に対する内示などにも利用される。
関係 情報の内容 情報区分
設定 仕入先ごとの資材の購入計画 発注オーダ情報
参照 仕入先の能力や負荷 仕入先情報
参照 過去の入荷記録(品質や納期など) 入荷記録情報
参照 経営の目標値 経営計画情報